第３回スミファには、公募により集められ、実行委員会によって選ばれた12社が参加。テーマを絞ったツアーの実施により、ツアー参加者の満足度を高めた。企業側にとっても新たな発見があり、手ごたえを感じる回になったという。

墨田区・本所で産まれ育った地元Ｔシャツメーカー・久米繊維の３代目、久米信行会長のガイドによる、自転車ツアー。工場見学はもちろん、久米さんの行きつけの店など当日アドリブで決められたコースを回る。

墨田区にあるIFIビジネス・スクールのマスターコースの学生が企業を訪問。普段なかなか見ることのできない、モノづくりの匠たちの精密な技を肌で感じ、墨田のまちへの理解を含める機会に。

工場好きの女子ボランティアガイド付きのツアー。モノづくりに興味のある女性が集まるので、最初は知らない人同士でもすぐに距離が縮まる。職人への積極的な質問も多く、工場の移動中の女子トークは尽きることなく続く。

【「この機械の動き、カワイイ！」という歓声と共に写真を撮ったり、スポンジ素材を「手綱こんにゃく巻き」にする女子アイディアで職人を驚かせるなど、目一杯楽しむ参加者。】　

【町工場好きの女子ガイドによる手作りの資料も参加者に配布！】

すみだパークギャラリーささやで開催。ものづくりコラボレーション事業で新商品の共同開発経験のある名児耶秀美氏や、日原佐知夫氏など、日本を代表するクリエイター5名をゲストに迎えてトークショー。

実行委員会から参加企業へのリクエスト、「お土産」づくり。参加者の心に残り、自社の技術を知ってもらえる何よりの営業ツールだ。全ツアーに工場が心を込めて用意したお土産付きで、ツアー参加者を喜ばせた。